ザハ ハディド & ラリック

コラボレーション

ザハ・ハディドとラリックが発表した「ヴィシオ」と「マニフェスト」のフラワーベースは、まるで大地からほぼ無限の空に向かって伸びる2つの建造物のようです。「フォンタナ」ボウルは、水の力強いダイナミクスからその名が付けられました。まるで波が連続して穏やかに揺らめく様子が生み出したかのように、繊細な波紋がボウルの表面を包んでいます。官能的な曲線、サテン仕上げのクリスタルならではのベルベットのような触感、そしてモダンでありながら時代を超越したラインが織りなす、感覚と触覚に訴えかける体験をお楽しみください。

ザハ・ハディド アーキテクツの創設者であるザハ・ハディド(Zaha Hadid)は、2004年にプリツカー建築賞(同分野におけるノーベル賞と見なされています)を受賞しました。彼女の建築、理論、学術的な業績は国際的な評価を得ています。彼女のダイナミックで革新的なプロジェクトは、都市計画、建築、デザインの交差点における30年以上にわたる実験と革命的な研究に基づいています。1950年にイラクのバグダッドで生まれたザハ・ハディドは、ベイルートのアメリカン大学で数学を学んだ後、1972年にロンドンに移り、建築家協会(AA)で学びました。1977年にディプロマ賞を受賞し、1979年にザハ・ハディド アーキテクツを設立しました。ザハ・ハディドは、建築、景観、地質学の厳密な関係に興味を持っており、自然地形と人工システムを自身の作品に統合しています。このプロセスは、しばしば予想外のダイナミックな建築形態を生み出します。