レンブラント ブガッティ & ラリック

コラボレーション

レンブラント・ブガッティとラリックがクリスタルの動物コレクションを発表これはレンブラント・ブガッティやルネ・ラリックの動物彫刻への共通の情熱から生まれました。レンブラント・ブガッティは 生涯を通じて野生動物を可能な限り自然で独創的な方法で永遠のものとするために取り組みました。ラリックは、このアートエディションで、クリスタルを媒体とし、ロストワックス技法を用いて、レンブラント・ブガッティの創造的な作品の表現をそのままに保存し、提供することで、この類稀な作品を新たな視点から捉え直したいと考えました。

レンブラント・ブガッティ(Rembrandt Bugatti)は1884年10月16日、ミラノで生まれました。父カルロは建築家であり著名な家具デザイナーであり、兄エットーレは豪華なブガッティ車の生みの親でした。 16歳にして、彼はすでに熟練した彫刻家でした。彼は自分のスタイルと、動物というお気に入りのテーマを見出していました。1902年、彼はパリの植物園の近くに住み、そこで定期的に動物を研究し、絵を描きました。彫刻家で鋳造家のアドリアン・オウレリアン・エブラールと協力し、1904年に最初の作品を展示し、大きな成功を収めました。 1907年は彼の人生の転換点となりました。ベルギーの王立アントワープ動物園から招待を受け、そこに住むことになったのです。動物園で自由に制作活動ができ、作品の展示や販売もできました。 その後、第一次世界大戦中にパリに戻った彼は、戦争に心を痛めました。また、この戦争は彼の最後の作品のひとつである等身大の「十字架上のキリスト」のインスピレーションの源ともなりました。1916年1月8日、レンブラントは自ら命を絶ちました。